1級舗装施工管理技術者に合格するための勉強法

1級舗装施工管理技術者にチャレンジしてるけど、合格できません!
どうやって勉強したらいいですか?コツがあるの?

こんな悩みを抱えていませんか?

1級舗装施工管理技術者試験に関する情報は非常に少ないので、困りますよね。
私が受験したときは参考書すら発売されていなくて困りました。

1級舗装施工管理技術者の合格は、適切な教材と戦略はあれば難しくありません。

この記事では、私の体験を基に1級舗装施工管理技術者に合格するための勉強方法を紹介しています。

この記事の内容

この記事を書いている人

名前:イガラシ

  • 建設会社で働く30代
  • 1級土木施工管理技士
  • 1級舗装施工管理技術者
  • その他資格も保有

合格者が教える最短合格の8ステップ

施工管理技士系の試験は、以下の8ステップの順で準備をしていく事で効率的に学習が出来ます。
以下で詳しく見ていきましょう。

STEP
試験を理解する

一番疎かにされがちですが、試験そのものを理解する事は非常に大切です。

学習に入る前に「受験の手引き」と(一社)日本道路建設業協会HPから過去の出題問題に目を通しましょう。

試験の仕組みを理解する事で出題の意図、解法、学習に対する取組を考えるキッカケになります。

イガラシ

仕様書を読み込んで施工計画書を作るのと同じです。
計画が出来ていないのに、いきなり現場は稼働させませんよね。

以下の記事で紹介しているので参考にしてください。

STEP
目標点数の決定

そもそも何点以上で合格かを理解せずに受験している人もいるはずです。

平成25年10月23日付で、(一社)日本道路建設業協会から合格基準が公表されました。
合格基準は以下の通りです。

  • 一般試験 得点が60%以上
  • 応用試験 得点が60%以上

この基準に従えば、一般試験の目標点数は36点以上(60問出題)だという事がわかります。

応用試験は経験記述1問、その他4問なので、経験記述で半分以上正解なら合格になるはずだという事が分かります。

目標点数が定まることで学習に時間を割くと非効率な問題を把握する事が可能になります。

STEP
教材の入手

これまでは、1級舗装施工管理技術者試験で一番難しいのが教材の入手でしたが、現在は参考書も発売されているので、以前よりも確認にハードルは下がっています。


ハッキリ言って、適切な教材が入手できれば1級土木保有者の大半は合格できると思います。

一般試験のオススメ教材

応用試験の教材

※GET研究所の問題集は新型コロナの影響で令和3年度の試験が実施されなかったため、令和4年度版の出版見送りがアナウンスされています

オークションサイトに馴染みのある人は、日建学院の過去問題集も非常によくできているので探してみてください。私も探しましたが、直ぐに売れていました。

そんな場合はオークファンを利用して様々なオークションサイトから横断的に探すといいですよ。

STEP
まず、過去問題を解いて○×を付けてみる

学習準備が整ったので、この段階からスタートです。

まずは現在の実力を知るために、過去3年間分を解いて○×を付けてみましょう。
解いてみると以下の事が実感できると思います。

  • 似た問題が何度も出題されている
  • 思考力を要しない(覚えていれば解ける問題がほとんど)

1級舗装施工管理技術者は舗装に特化した専門試験のため、構造的に問題の出題範囲に限度があります
そのため、3年分も解くと感覚的に頻出問題が分かるはず。

大体のイメージが付いたら、そのまま過去10年分の過去問を全て解いて○×を付けてみましょう。

STEP
間違えた問題とコスパの良い問題だけに時間を割く

参考書を読み込んでから過去問を解くと非効率です。
過去問を解いて○×を付け、間違っていた問題・コスパのいい問題に焦点を当てて学習しましょう。

1級舗装施工管理技術者には計算問題も出題されますが、60問で1問~2問しか出題されません。
学習時間と点数を比べると、コスパが悪いですよね。

大切なのは以下の2つです。

  • 難しい計算式を覚えるのに労力を割くのではなく、合格点を超えればOKと考える
  • 正解できる問題には学習時間を割かない(間違えた問題だけ覚える)

施工管理系の資格は全て暗記(知識)系の試験なので思考力や読解力、計算力は合格するために必要ではありません。

間違えた問題をしっかり覚えて知識を身につける事が最も大切です

STEP
応用試験(経験記述)の準備

経験記述は1級舗装施工管理技術者の中で、最も配点が高く・最も点数を取りやすい問題です。

なぜ、経験記述が最も得点しやすい問題なのかを知らない方は以下の記事で紹介しているので参考にしてください。

ここでは満点を狙いましょう。
以下の手順で作成してみてください。

工事の選定

記述する工事を選ぶときは、最も記述しやすい工事を選びましょう
直近の舗装工事経験を記載しなければいけないというルールはありません。

具体的な選定ポイントは以下の2つに注意してください。

  • 漢字が容易か
  • 採点者が採点しやすいか

電子黒板が主流になりつつあり、漢字を書こうと思っても書けない…という場合は皆さん経験しているはず。
特殊な漢字や日常的に使わない漢字を使用している工事は避けた方が減点を避けられるので無難です。

また、採点者が工事内容を読んで理解しやすい平易な工事を選ぶことも高得点を得るためには重要なポイントだと思います。

工程・出来形、品質、安全の3つから記述内容を選んで文章を考える

経験記述の課題は、最も労力を最小限に出来て高得点を狙える課題を選ぶべきです。

『記述している工事特有の内容だ』という事が分かるように記述をする事がポイント
どの現場でも実施する法定義務を記載しても、高得点は狙えないでしょう。

文章の作り方については、施工管理技士試験の場合と同様にセオリーがあります。

「忘れてしまった」という場合は必ずポイントを確認してから文章を作成しましょう。

作った文章を覚える&微修正

作った文章の文字数が足りていれば、OK
後は覚えるだけです。

(工程・品質、施工管理、安全の中の) 選んでいない課題は一切勉強しないので、不安になるかもしれません。そういう場合は、過去10年分の過去問を見返して、経験記述の課題が1度も出題者から指定されたことが無い事を思い出してください。

暗記をしていく中で、言い回し的に変更した方が覚えやすいという箇所が出てくると思いますが、そういう場合は適宜微修正をして変更してみてください。

覚えてきたら書き出してみて、記述が終わるまでに何分必要なのかも把握しておくと本番で焦りませんよ。

STEP
応用試験(その他)の準備

経験記述以外は4問中2問を選択して記述する形式です。

これに関しては完全にパターン化しているので、過去問を解いてどんな出題パターンがあるのかを理解してから学習するようにしてください。

早期に学習すると難しく感じますが、一般試験が合格ラインに到達できる知識量になってくると、一般試験の出題方法を変えただけという事に気づくはずです。

1級舗装施工管理技術者合格には時間の使い方が重要になる

1級舗装施工管理技術者が難しいと言われるのには、参考書の入手以外の要素が関係していると思います。

1級土木を取得後に1級舗装の取得を目指すケースが多いと思いますが、経験年数的に現場規模も大きくなったり、結婚したり家族が増えたりする時期です。

私も30代で1級舗装施工管理技術者を取得したので、分かります。

以下では私が工夫したポイントを紹介しますが、重要な事は生活習慣を強制的に変える意思です。
日常生活の延長では、なかなか合格しないと思います。

隙間時間を活用する

最短合格を目指す中で、計算問題を捨てたのには効率の方かに理由があります。
それは、隙間時間での学習に不向きだから。

暗記系に絞れば、通勤時間や休憩時間にも学習可能だと考えました。

その日覚えたい内容をA4用紙に書いて車に置いておき、エンジン始動前と降りる前に必ず読み、運転中は暗唱するために口にだすようにしていました。

また、休日は妻に協力をお願いして朝7時頃から空いているカフェ(マクドナルドやスタバ)に行き、9時に帰宅して子供と遊びに行っていました。

これまでに会社で受けた質問

合格できません、どうしたらいいですか?

試験で不合格になった後輩に必ずと言っていいほど質問されます。
傍で見ていて思うのは、そもそもの勉強時間(知識量)が足りていないというケース。

「1級土木に合格できたからこんなもんだろ」という程度の学習では不合格になります。

経験はあるけれど合格できない…なんで?

中堅~ベテランあるあるです。

経験豊富な人がテストに不合格になる理由は、試験には設計や材料に関する知識も問われるからです。
おそらく施工管理の問題は自信を持って回答できてもその他の部分で点数を落としている事が考えられます。

これも上記同様、勉強時間が不足している事が原因だと思います。

また、この質問をする人は参考書を買っていないというケースが多いので、ちゃんと購入して知識を身につける事をオススメします。

1級舗装は簡単ですか?

合格率が15%~20%前後なので、資格試験としては平均的な試験だと思います。

まとめ:合格するためには今日から準備する

1級舗装施工管理技術者に合格した私が行った勉強を8ステップで紹介しました。

業界的には1級舗装施工管理技術者は難しいと言われていますが、それは正しい方法で準備が出来ていないから。
今回紹介している8ステップに沿って学習準備を進める事で、合格が近づくはずです。

ただし、方法を知っても実行に移すのはあなた自身
ぜひ今日から参考書を入手して勉強をスタートしてください

現在は参考書も発売されているので、以前よりも確実に合格へのハードルが下がっていますよ。

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