1級舗装施工管理技術者だけでは食べていけない理由とキャリアパスを徹底解説

やったー!1級舗装に合格できた!
…でも、待てよ。このあとのキャリアはどう築いていこうかな?

1級舗装施工管理技術者の合格後にキャリア形成を悩んでいますか?
この記事では1級舗装施工管理技術者のキャリアについての考えを紹介しています。

この記事を読めば1級舗装施工管理技術者に合格したあとのキャリアパスを描く手助けになるはずです。

この記事の内容

この記事を書いている人

名前:イガラシ

  • 建設会社で働く30代
  • 1級土木施工管理技士
  • 1級舗装施工管理技術者
  • その他資格も保有

1級舗装に合格しても一生それだけで食べては行けない

結論からお話すると、1級舗装施工管理技術者に合格したからと言って、それだけで一生食べていくことはまず不可能です。

その理由は2つあります。

  1. 1級舗装には「士業」のような独占業務が無いから
  2. 1級舗装を保有していなくても舗装工事は出来るから

1級舗装は業務独占資格ではない

弁護士や税理士などの「士業」には法律で定められた独占業務があることで、需要と供給の関係から高収入が得られる仕組みになっています。

1級舗装施工管理技術者は(一社)日本道路建設業協会が定める民間資格であり、独占業務はありません
そのため、保有しているというだけで食べていく事は困難でしょう。

舗装工事は1級舗装が無くても出来る

舗装工事は公共でも民間でも、1級舗装施工管理技術者を保有していなくても施工可能です。

また公共工事の場合は、地域によっては入札の加点要素になっていないため取得する意義が見出しにくいという側面もあります。※逆に資格ニーズが高い地域もある

1級舗装施工管理技術者は自己プロデュースで価値が高まる

1級舗装施工管理技術者資格を保有しているだけでは、あまり意味が無い事を解説してきました。

それでは、1級舗装は取得する意味が無い資格なのでしょうか?

1級舗装を保有している私の考えでは、1級舗装は自己プロデュースを念頭に置けば、非常に活用出来る資格だと思います。

私が考える自己プロデュースの仕方は以下の2パターン。

  1. 舗装診断士を取得してキャリアパスを描く
  2. 地域特性を考慮して転職に活かす

以下では1級舗装を保有している人にしか出来ない活用の仕方を紹介していきます。

舗装診断士を目指す

国土交通省は平成26年から民間資格を 国や地方公共団体の業務に活用できるよう、「国土交通省登録資格」として登録する制度をスタートしており、平成30年から舗装診断士も登録されました。

舗装の診断に関する一連の作業ができる高い専門知識を保有する技術者として、官・民の両方で活躍が期待出来ます。

舗装診断士の受験要件

以下は舗装診断士の受験要件です。

スクロールできます
資格名称合格率
1級舗装施工管理技術者20%前後
技術士(建設部門)5%前後
特別上級・上級等土木学会認定資格16%前後
RCCM35%前後

どれも建設分野の中では難関資格と言われる部類の資格が受験要件になっていますね。

そもそもの受験のハードルが高いため、舗装診断士を取得しているという事自体が転職活動の際にステータスになる可能性があります。

舗装診断士の人数と合格率

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年度受験者数合格者数合格率
2017年3,03760922.4%
2018年2,65334713.1%
2019年2,02348323.9%
2020年中止中止中止
2021年1,24220616.6%
一般社団法人日本建設業協会HP資料より作成

舗装診断士資格の合格者は2022年時点で全国に1,715人しかいない、文字通り舗装のスペシャリスト資格です。※1級舗装施工管理技術者は約37,000人

資格を保有している価値を見出してくれるかは企業次第ですが、他の技術者が保有していない資格を持っている転職者という点では十分に差別化が図れるはずです。

転職市場での自己ブランディングへの活かし方

転職市場での活かし方は、これまでに説明してきた2つのポイントを念頭に置くと良いでしょう。

  • 受験ハードルの高い試験を突破した、舗装診断業務のプロフェッショナルである
  • 全国的にも保有者が少ない専門資格である

具体的には以下のような切り口が考えられます。

  • 舗装工事の得点を全社的にUPするのに貢献する技術統括ポジション
  • 舗装工事の社内検査員として活躍する

コンクリート工事では社内検査をコンクリート診断士が実施するケースはありますが、舗装工事を舗装診断士が実施しているという企業は、まだ私の地域では聞いた事がありません。

舗装診断士が全国的にも少数なので、ごく少数の会社だけが実施していると思われます。

『地域で一番最初に取組んだ』系は工事得点や企業PRの観点からも注目されるので、地域の大手ゼネコンをターゲットに転職活動をする際は効果的な切り口かもしれませんね。

地域性を考慮して転職する

1級舗装施工監理技術者資格でキャリアアップを狙うなら、その資格を必要としている会社で働くことです。

具体的には、1級舗装が入札の加点項目になっている地域の会社への転職です。
1級舗装施工管理技術者の保有者は自身が保有している資格が受注に影響する資格だということを再認識するべきです。

ただし、加点要素になっている自治体は県、市町村レベルでもマチマチというのが実情で、私も調べきれませんでした。

そのため、実際に自分の価値を最大化しようと思ったら転職エージェントを利用して自分を評価してくれる会社を探してもらうのがベターでしょう。

オススメ転職サイト・転職エージェントサービス

私がオススメできる転職サイトはパーソルグループのDODAです。

数ある建設系の求人の中から1級舗装施工管理技術者に高待遇を提示してくれる会社、資格手当が手厚い会社を選ぶとなると自分探すのは大変なので転職エージェントサービスも併用するべきです。

また、求人情報からは知ることができない会社の実情も転職エージェントなら把握をしている可能性が高いので、より自分にマッチした会社を探すことが出来るでしょう。

dodaをオススメする理由

dodaの強みはエージェントサービスの精度と掲載求人の質です。

私がDODAをオススメする理由は、採用にも携わるようになって分かった事なのですが、DODAは担当者の在籍期間が長いので、求人を出している企業のことを本当によく知っています

そのため、求職者の要望に沿った求人を紹介してくれる精度が高いように感じます。
実際、私が勤めている会社ではdoda経由で入社した人は離職率が低いのが特徴だと思います。

転職でミスマッチは避けたいけど自分の要望も何とかしたいという場合はdodaのエージェントなら解決してくれるはずですよ!

まとめ:1級舗装は自己ブランディングに活かしてこそ真価を発揮する

1級舗装施工管理技術者に合格した後のキャリアについて紹介してきました。
この記事のまとめです。

まとめ
  • 1級舗装施工管理技術者に合格しても一生食べていくことは困難
  • 1級舗装は保有者が少ないことを活かして自己ブランディングを考える
  • 舗装診断士へのキャリアアップを検討する
  • 資格を活かして転職する場合はdodaのエージェントサービスを使えば安心

1級舗装はこれまでも説明してきた通り、それだけで生計を立てていくことが出来る資格ではありません。

しかし、合格者が少ないという点や資格ニーズが高い地域があるという点に着目すればキャリアアップにつながる資格とも言うことが出来ると思います。

イガラシ

これから1級舗装にチャレンジしようという場合は、以下の記事で紹介しているので参考にしてみてください。

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